MILITARY,SCIENCE & ARMORED CORE 銃、砲 口径20mm以上が砲、未満が銃です。 ライフル銃、砲[rifle] 銃腔面の螺旋状の溝(ライフリング)により命中率を増した銃、砲。 滑腔銃、砲 砲身内にライフリングの無い銃、砲。回転しない方がよい弾丸の使用に適している。 耐久性のためか近年の戦車は滑腔砲が主流。 スナイパーライフル[sniper rifle 、狙撃銃] 狙撃します。しばしば狩猟用ライフルをベースに作られる。 対マテリアルライフル[anti material rifle 、対物狙撃銃] 強力な装薬と長銃身を持つライフルで、車両の装甲を打ち抜いて乗員を殺傷する。 アサルトライフル[assault rifle 、突撃銃] 拳銃弾と小銃弾の中間に位置するセミ/フルオート野戦用兵器。最近ではフルオートだと弾の無駄なので、 3発バースト(トリガーを引きっぱなしでも、3発連射して停止)を採用するものが増えている。 AC3SLでの”アサルト”はライフルに限らずバースト発射する兵器を指す。 対してNシリーズではライフルに限らずマガジン式の兵器一般を指す。 マシンガン[machine gun 、機関銃、機銃] 弾丸をフルオートマチック射撃する銃器の総称。 サブマシンガン[sub machine gun 、machine pistol 、短機関銃] 拳銃弾をフルオートマチック射撃する。射程は短い。 機関砲 弾丸をフルオートマチック射撃する砲の総称。 ガトリング砲[Gatling gun] ガトリング博士が開発した回転銃身式機関砲。複数の機関砲を束ね、回転しながら連続発射する。 バルカン砲[Vulcan gun] 6砲身ガトリング砲。正式には米ジェネラル・エレクトリックが開発した「M61ガトリング式6銃身20mm機関砲」のこと。 チェーン(チェイン)ガン[chain gun] 電気モータなどによるチェイン駆動で銃身を回転させるガトリング砲。 多少のトラブルがあっても安定して銃身を回転でき、発射ガスを利用しないので弾丸を選ばない。 ハンドガン[hand gun 、拳銃] ピストル、サブマシンガンなど片手で持てる銃をモチーフに製造されたトイガン。 ACでは反動大きく短射程の小さな銃。 ショットガン[shot gun 、散弾銃] 散弾を発射する。ライフリングはされない。 スラッグ[slug] なめくじ 鉛弾 弾丸 ショットガンなどで使用する大型獣用の1発弾 殴打する ACでは”スラッグガン”は散弾を発射する肩キャノン。 キャノン[cannon 、gun 、加農砲] 長砲身・長射程・低弾道の火砲。そのため炸薬量は少。榴弾砲との区別で使用されるが、最近では曖昧である。 AC2以降でもグレだかキャノンだかよく分からなくなった。 榴弾砲[howitzer] キャノンに比べ、短砲身・短射程・曲線弾道の火砲。その分炸薬量は多い。 AC3以降では一応これが”投擲”ということになっている。 迫撃砲[mortar] 榴弾に比べ、短砲身・短射程・高い曲射弾道で遅い砲弾を撃ちだす火砲。その分、炸薬量は多く面制圧に適する。 反動は小さく軽量化でき、その割に火力は大きい。むしろこれがACの”投擲”だろう、と個人的には思う。 無反動砲[recoilless rifle] 発射ガスを砲尾から後方に排出、反動を相殺する仕組みの砲。反動が無いので携行も出来る。 初速は遅いが成型炸薬弾と併用すれば対装甲戦闘でも使用可。 ロケット砲[rocket (launcher)] 弾の方に薬室があり、そこから燃焼ガスを噴出して推進する。必ずしも必要ではないが安定性、照準のために砲身を持つ。 バズーカ[bazooka] 歩兵携行用の対戦車ロケット砲。名称はコメディアン「ボブ=バーンズ」の自作トロンボーンに形が似ていたことから。 榴弾[high-exlosive projectile] 中に炸薬が入っていて、接触または近距離で爆発する砲弾のこと。 ACでは一般にこれを”グレネード”と言っている。 擲弾[grenade] 手榴弾。 徹甲弾[AP=Armor Piercing] 硬い金属製の弾体で、敵の装甲を貫通する砲弾。言う必要はないだろうが、ACではAP=Aromor Point。 ミサイル[missile] ロケット、ジェット等により推進し、様々な方法で目標に誘導される兵器。 目標が発信する電波、赤外線(熱)を追尾する、自分(アクティブ)または母機(セミ・アクテイブ)が発し 目標に反射させた電波、赤外・紫外線、レーザー等を追尾する、等があるが、 最近の慣性誘導(INS)や画像認識なら電波を発する必要は無い。 垂直(打ち上げ式)ミサイル[vertical launching missile] 機構が単純で信頼性が高いせいか最近の軍艦にはよく装備されている。 水雷 爆薬を詰めて水中で爆発させ艦船を攻撃する兵器の総称。 魚雷[torpedo、魚形水雷] まぁ魚雷です。(なんだそりゃ) 機雷[(underwater) mine 、機械水雷] 水中に繋留したり浮遊させておき、これに接すると爆発する。 爆雷[depth charge] 水中に投下、一定深度に達すると爆発する。 地雷[(land) mine] 地雷なんですよ。(そうなんですか〜) 接触(着発)信管 標的に着弾直後に起爆する信管。 遅延信管 標的に着弾後わずかに遅れて起爆する信管。 近接信管 標的に命中しなくても、目標との最近点(榴弾なら地面落下前)で起爆する信管。 電波、レーザー等を用いる。 時限信管 一定時間経つと起爆する信管。昔の対空砲はこれだった。 炸薬[bursting charge] 砲弾・爆弾・ミサイル等の弾頭に充填され、着弾時に爆発する火薬。 パイルバンカー[pile bunker] アニメ「装甲騎兵ボトムズ」で出てきた”盾付き格闘用杭打ち武器”。 ACでは”射突ブレード”=右腕ブレードの俗称として使われる。 pile=(建築。土木などに使う)杭 bunker=掩蔽壕 リニア(モーター)ガン[linear (mortor) gun] 加速管内に並べられた磁極をS/N交互に繰り返し、磁体弾丸との反発力で弾丸を次々に加速していく リニアモーターの原理を応用。弾体は「浮いて」いるので摩擦は無い。 レールガン[rail gun] 電源に繋がれた二本の伝導物質から成るレール(砲身)の間に可動伝導体(弾丸)を挟み、 そこへ電流を環流させる際に「フレミングの左手」則によって伝導体(弾丸)を加速・射出する。 既に1・2次大戦期の日・独で軍事研究され、SDI構想では衛星兵器による核ミサイル迎撃として計画されていた。 しかし実用面で最も期待されているのは戦車砲としてである。電源、弾とレールとの摩擦など兵器として未だ問題は多い。 ACでは溜め時間の長いEキャノン。でもレールガンの弾って実弾だと思うんですが。 マスドライバー[mass driver] 推進剤に頼らず磁力などで大質量を打ち出す装置。 レーザー[LASER=Light Amplication by Stimulated Emission of Radiation] 低いエネルギー状態にいる分子より高い状態にいるそれの方が多い(非平衡状態)物質系では、 エネルギー差に相当する周波数の光子を照射すると低E分子による吸収・励起(誘導吸収)よりも 高E分子による同周波数光子の放出・低E遷移が多く起こる(誘導放出、確率は入射光子数(強度)に比例)。 得られた光は周波数や位相が揃っていて(単色、コヒーレント)、指向性・収束性に優れており、干渉効果が高い。 極狭パルスも作れる。現在では気体、液体、固体を媒質として得られる周波数も様々。 計測、通信など様々に応用されるが、ミサイル誘導など応用兵器として、 また高収束させて熱的破壊する研究もされており、米・イスラエルのTHELはミサイル迎撃実験にも成功した。 それにもかかわらずアメリカでは失明の恐れのあるレーザーの使用を取りやめる方針を決定している。 液体・固体では単に光を照射して励起するが、気体では2枚の鏡に挟んで放電励起するのが一般。 光の変わりにマイクロ波を照射するものはメーザー[MASER]と呼ばれる。 (粒子)ビーム[(particle) beam] 原子核物理研究で使われる粒子加速器の技術により準光速に加速した粒子。 大気中では分子との作用ですぐに拡散し、荷電粒子を使うと地球磁場の影響を受ける。 パルスライフル[pulse rifle] ようわからんがレーザーかビームを断続的に発射するのでは? イオン砲 よくわからんがイオンを使ったビームではなからうか?それともイオン媒質のレーザー? ACではパルスキャノンとも呼ぶ。 ラインビーム[line beam] 目標指示などに使われる線上に伸びたレーザー光。暗闇で銃のスコープから伸びている赤い線みたいな奴。 ACではディソーダーなどの発するビーム。 プラズマ[plasma] 狭義には荷電粒子(電子と正・負イオン)の密度と電離度(中性粒子との密度比)が大きく、 内部での導電現象等の導電現象が磁場によって大きく影響されるような気体。広義には半導体などの固体も含む。 大抵の気体では温度数万〜10万K以上でほとんど分離して完全プラズマになる。 太陽コロナ・電離層・星間物質や放電中の発行部で見られる。原子核融合の実験などに利用される。 プラズマトーチ[plasma torch、プラズマ発生装置] プラズマを使ったバーナーみたいなもん。ガス噴出してそれに放電すればできる。 ビット/ファンネル[bit/funnel] 説明せんでもいいだろうが、呼び名はエネルギー供給方式の違いによる。 レーダー[RADAR=Radio Detection And Ranging] 電波などの反射によって目標の位置を測定する。 バイオセンサー[bio sensor] 酵素反応や微生物の呼吸などの生体反応を電気的信号に変換して、目標生物を測定・検出するセンサー。 ジャミング[jamming] 妨害電波 電波妨害 ECM[Electronic Counter Measure 、電子対抗手段] 主に敵レーダーの電子的撹乱・妨害を指す。 デコイ[decoy] 一般的なおとりの総称。ACでは対ミサイル用。 ダミー[dummy] にせもの。ACではレーダー撹乱に使う。 フレア[flare] 熱追尾ミサイルを避けるために、航空機が投射する偽熱源。マグネシウムと火薬によって数秒間高熱を発する。 チャフ[chaff] ミサイルに追尾された航空機が、レーダー電波を撹乱するために大量に散布するレーダー反射薄片。 薄片の長さは相手の電波の波長に合っていないと効果が薄いので、 チャフを適当な長さに切りながら散布する方式や、色々な長さのチャフを積み近いものを散布する方式などがある ステルス[stealth] レーダーや各種センサーに探知されにくい性質。例えば探知電波と同波長、逆位相の電波を発し相殺する、 電波を吸収、散乱させる素材を貼る、等。 光学迷彩[optical camouflage] 周りの風景を自分にうまく投影して周囲に溶け込んだかのように見せかけて、発見しにくくする。 相手の位置・視点を測定、映像を計算する必要がある、よな? FCS[Fire Control System 、火器管制システム] レーダーで目標の位置と運動を測定し、計算機で目標の未来位置を予測して武器の射撃方向の制御を行う。 現在の戦闘機や艦艇には全てこの種の機器が搭載されている。 近接防御システム[CIWS=Close-In Weapon System] 機銃・レーダー・FCS等を一体化させた艦艇用防御兵器。対艦ミサイルに対する最終防衛ラインとなる。 sortie 航空兵力の作戦行動回数を表す単位。一機の航空機の一回の出撃=1ソーティ。 マニピュレーター[manipulator] 遠隔操作装置、マジックハンド。普通華奢だが平気でパンチするMTもある。 二足歩行 研究者の方々はがんばって下さい。 AI[Artificial Intelligence] 人工知能。最近「AIBO」で有名になったが、河森氏デザインのAIBOもある。 ACの宣伝には必ずといっていいほど「強化されたAI」という謳い文句が出る。 レクテナ[rectenna=Rectifying Antenna] マイクロ波から電流を取り出すためのアンテナ、またはそれを含む施設。 研究史は比較的古いが最近では長期飛行における電力供給として注目されている。 宇宙ステーション[space station] 宇宙に浮かぶ駅です。(まんまですね) 軌道エレベーター[orbital elebator 、skyhook] 地球から衛星軌道まで伸びた長大なエレベータ施設。中身はリニアモーターカーが昇降する。 静止衛星の地球側とその反対側に重りをつけると、地球側には重力、反対側には遠心力が働き、 うまくつり合わせることが出来る。地球側を地表近くまで伸ばせば軌道エレベータが出来上がり。 静止軌道ではないアイディアも出されている。 軌道リング[orbital ring] 静止衛星軌道で惑星を取り巻く環状構造物。普通、軌道エレベータの後に作る、とされる。 火星有人飛行 NASAガンガレ。 テラフォーミング[terra forming] 惑星の地球化改造。とりあえず太陽光とか自転とか大気とか水とかを何とかせねばならない。 |