ZULU LANGUAGE EXPRESSION in THIS SITE
                                                 ⇒Wikipedia

南アフリカ共和国における原住言語としては最大の話者数を持つズールー語は、現代では
アルファベットの全ての文字を駆使して綴られ、当サイトでもそれにそのまま従う。

よって本当はここで話は終わりになるが、せっかくなので読み方も記すことにする。

基本的にローマ字読みをしていけばよろしいが、注意すべき発音・綴りを以下に挙げる。
母音では次のもののみ注意すればよい。

 ・「e」=【広口の「エ」 】 / 語末にあるか、後続音節の母音が「i 」「u」なら普通の【エ】
 ・「o」=【広口の「オ」 】 / 語末にあるか、後続音節の母音が「i 」「u」なら普通の【オ】

次に子音の方だが、

 ・「ts」=「ツァ行」

 ・「sh」=「シャ行」  「tsh」=「チャ行」  「j 」=「ジャ行」  「ny」=「ニャ行」

 ・「ng」=【英の「ング」 】  「nk」〜「ng」+「k」

 ・「p」「b」「t」「k」の後ろに「h」字を添えれば気息を帯びた音に変化する
   (普通に「パ行」「バ行」「タ行」「カ行」に聞こえる)
 ・「p」「b」「t」「k」は所々で入破音化することが多い
   (よって「t」は「ダ行」、「k」は「ガ行」に聞こえることがある)

 ・「hh」=「息漏れのハ行

 ・「hl 」=「舌脇で摩擦するサ行」  「dl 」=「舌脇で摩擦するザ行」(「hl 」の濁った音)
 ・「kl 」〜【kl 】でよいが、話者によっては「k」+「hl 」

近隣のコイサン語族の影響で舌打ち音もある。

 「c」=「歯に舌先を付けてから舌打ちするツァ行
 「q」=「歯茎に舌先を付けてから舌打ちするカ行
 「x」=「歯茎に舌先を付けたまま舌打ちするラ行 」(「hl 」に相当)

そしてこれらの後ろに「h」字を添えればやはり気息を帯びる

アクセントは大抵最後から2番目の音節にあり、そこでは伸ばし気味に発音してよい。
ニジェール・コンゴ語族の殆どの言語がそうであるように声調も存在するが、表記はされない。



付録 お役立ちサイト

 isiZulu.net − 英⇔ズールー語辞書 音声ファイルも少々
 Sifunda isiZulu! − ズールー語初歩 英語















QLOOK ANALYTICS