SWEDISH EXPRESSION in THIS SITE
                                        ⇒Wikipedia

当サイトで用いるスウェーデン語のアルファベットは、

 a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u

 v w x y z   a゚ a¨ o¨

及びその大文字になる。スウェーデン語では音は同じでもアクセントの有無や声調によって
異なる単語になる、といったことがままあるので、「´」「`」等も使用する。


以上で表記規則終了だが、これだけではなんなので読み方なども示しておく。ただし話者に
よって色々な発音法があるっぽいので、あくまで参考程度ということでおながいする。


母音字は全て短音としても長音としても使えるが、「硬い」ものと「軟らかい」ものとに二分される。

 硬母音
  a=【奥舌のアー、ア】    u=【中舌のウ(ー)】
  a゚=【オ(ー)、広口のオ】  o=【ウ(ー)、広口のオ

 軟母音
  e=【エ(ー)、イェ】 i=【イ(ー)】 y=【唇を丸めてイ(ー)】
  a¨=【広口のエ(ー)、ア(ー)とエ(ー)の中間】 o¨=【唇の丸いエ(ー)】

つまり、前の子音が変化を被るか否か、という分類である。それで子音の話に移る。


まず「j 」字は「ヤ行」だが、「g」字がその音に等しくなる場合がある。

 「j 」=「ヤ行」 (話者によっては「ジャ行」っぽくなる)
 語頭では「 dj- gj- hj- lj- 」〜「j 」

 「g」=【g】 だが、軟母音の後で↑の「j 」音に等しい
 語末では「 -rg -lg 」〜「 -rj -lj 」
 「gn」=【ングン】

これと類似の関係が「kj 」と「k」の間に存在するが、「tj 」と「kj 」は同じ音を持つ。

 「tj 」=「kj 」=「チャ行」 / 「日本のシャ行 」 / 「独のヒャ行 」 etc.
          (話者により異なる)

 「k」=【k】 だが、軟母音の後で↑の「tj 」音に等しい

さらにまた、「sj 」と「sk」について、

 「sj 」=「シャ行を奥舌化したファ行 」 / 「喉彦のハ行
      / 「反り舌のシャ行 」 / 「日本のシャ行 」 etc.
      (話者により異なる)

 「sk」=【sk】 だが、軟母音の後で↑の「sj 」音に等しい

となる。数は少ないが、次のような「sj 」音もある。

 「skj 」「stj 」〜「sj 」
 軟母音前の「stg」(→「stj 」と解釈)〜「sj 」

 (事実上
  「stja¨la」「stja¨lk」「stja¨lpa」「stja¨lna」「stja¨lten」
  「skjortan」「skjuter」「skjutsen」「skjulet」
  「va¨stgo¨te」「o¨stgo¨te」「ga¨stgiveri」
 しかない)

「sj 」「tj 」の発音は話者によっても様々で、混乱しやすいから注意する。


なお、「ss」のような繰り返しは概ね単なる「s」のように読んでおけばよい。

 「ss」=【s】 / 稀に【ss】

「r」は概ね「震えの激しいルラ行」のような音だが、直後の子音を反り舌化することがある。

 「r」+「d l n s t」→「d l n s t」の反り舌化
       (よって「rs(s)」は実際には「シャ行」のように聞こえる)


ほとんど借用語か固有語にしか出てこない字については次の如く発音する。

 「c」=【k】 だが、軟母音の後で【s】 (スラヴ系の借用語では「チャ行」)
 「ck」=【k】

 「w」=【v】  「q 」=【k】  「z」=【s】
 「x」=【ks】 従って「xj 」(→「ks」+「j 」と解釈)〜「k」+「sj 」となる(でも地名「Va¨xjo」だけ)

そうして、外来起源の特殊綴りでは以下のように読んでおけばよい。

 「sch(独起源)」「sh(英起源)」「ge(仏起源)」〜「sj 」
 「-tion」「-(s)sion」〜「sj 」+「on」
 「ch」〜「tj 」(英起源) / 「sj 」(仏起源) / 【k】(羅・希起源)
 「tch(独起源)」=「チャ行」
 「th(羅・希起源)」=【t 】



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