PORTUGUESE EXPRESSION in THIS SITE ⇒Wikipedia 当サイトのポルトガル語のアルファベットは次のように書く。 a b c d e f g h i j l m n o p q r s t u v x z cっ ここで「cっ」は「c のセディーリャ 」である。 ただし外来語では「k」「w」「y」も使える。 「´」「`」「^」などのアクセント記号は後ろに付して記す。鼻音化の「~」や母音区切り の「¨」も同様である。 表記規則はこれだけだが、「ローマ字読み」だけでは辛いものもあろうと思われるので 発音の仕方も記しておく。 まず母音から始める。「a」「e」「o」にアクセント記号がつくと微妙に音が変わる。 といっても口を広めか狭いか、というぐらいの差異である。 アクセント付の「a´」「a`」「a^」などは口を大きく開いて読む(鼻音「m」「n」「nh」前は除く)。 「e´」「o´」は開口であるが、「e^」「o^」はそうではない。(「e`」「o`」は使われない。) 「e」「o」の方は語によって開口であったり、閉口であったりする。ブラジルでは「e」「o」が 弱く発音される時(特に語末で)は【イ】【ウ】のようにも聞こえる。 ちなみに「i´」はあるが「i`」「i^」は存在しない。「u´」はあるが「u`」「u^」は存在しない。 「~」は鼻音化の記号、即ち 「a~」=【アン】 「o~」=【オン】 である。ポルトガル特有の複合的な鼻母音での注意すべき発音として 「a~e」=【アィ】 「a~i」=【アィ】 「a~o」=【アン】 「o~e」=【オェ】 を挙げておく。 次に子音に移る。 「ch」=「シャ行」 「j 」=「ジャ行」 「lh 」=「舌面のリャ行 」 「nh」=「ニャ行 」 「x」=「シャ行」(語頭など)/【s】/【z】/【ks】 (ただし「ex」=【エシュ】/【エィシュ】) 「rr」=【r】でもよいがブラジル式の「独の強いハ行 」で読んでおいた方が無難。 であるが、上記の場合を除いて 「h」=無音 である。 基本的に「c」=【k】だが、これは「i 」「e」前で【s】音になってしまう。 「ci 」=【スィ】 「ce」=【セ】 しかし幸いにも 「qui 」=【キ】 「que」=【ケ】 という綴り方があるので、「カ行」を構成できる。(「k」は外来語用) 「カ行」=「ca qui cu que co」 これに関連して 「qua qu¨i qu¨e quo」=「クァ クィ クェ クォ」 である。 「g」にも同様の事態が生じる。 「gi 」=【ヂ】 「ge」=【ヂェ】 「g 」=【g】(↑以外) しかし 「gui 」=【ギ】 「gue」=【ゲ】 があるので、 「ガ行」=「ga gui gu gue go」 とできる。また、 「gua gu¨i gu¨e guo」=「グァ グィ グェ グォ」 である。 概ね「s」=【s】であるが、濁って【z】音になる場合がある。 母音+「s」+母音/有声子音=母音+【z】+母音/有声子音 (有声子音= b d g j l m n r v z) 本当の「サ行」を作るには 「サ行」=「ss」+母音 とするか、あるいは「c」のセディーリャ「cっ」を導入して 「サ行」=「cっa ci cっu ce cっo」 とせねばならない。 同様に基本的に「z」=【z】であるが、これは澄んだ【s】音になる時がある。 語末の「z」=【s】 (リオでは「イシュ」っぽくなる) 音節末の「c」「p」は発音しない。 なお、ブラジルではアクセントのない「te」「de」は【チ】【ヂ】と発音され、 語末の「l 」は【ウ】っぽくなる傾向がある。 付録 お役立ちサイト 東外大言語モジュール::ポルトガル語 − 葡語初歩 LEXILOGOS::Portuguese keyboard Online − ブラウザ上で葡語アルファベットが入力できる |