ITALIAN EXPRESSION in THIS SITE ⇒Wikipedia イタリア語で本来使われる文字は、 a b c d e f g h i l m n o p q r s t u y z ` 及びその大文字となる。なお、「 j k w x y 」は外来語等にしか使われない。 また、「`」はアクセントが最終音節にある時にその音節の母音の上に付される記号 であるが、その他の場所にアクセントが落ちる場合には母音の長短に依存するので、 当サイトでは長母音を「V  ̄」のように示すこととする。 そして、辞書などでは濁った「s 」「z 」字に「ドット」を付すが、本サイトでもそれに習い 「s. 」「z. 」等と記すものとする。 以上で表記規則は終了だが、一般のために発音の仕方も述べておくのが 「ディ・モールト」であろう。といっても基本的には単なる「ローマ字読み」である から注意点のみ述べる。 「c」字は概ね 「c」=【k】 なのだが、例外として 「ci 」=【チ】 「ce」=【チェ】 である。しかし別に 「chi 」=【キ】 「che」=【ケ】 の綴りがあるので、「カ行」を作ることはできる。(「k」字は外来語に使う) 「カ行」= 「ca」「chi 」「cu」「che」「co」 余った部分は「チャ行」のメンバーになる。 「チャ行」=「cia」「ci 」「ciu」「ce/cie」「cio」 つまり概ね、「ci 」=チャ行でもある。 「g」は「c」の濁った音である。つまり 「gi」=【ヂ】 「ge」=【ヂェ】 「g 」=【g】(↑以外) となる。しかし再び 「ghi 」=【ギ】 「ghe」=【ゲ】 の綴りがあるので、「ガ行」が作れる。 「ガ行」= 「ga」「ghi 」「gu」「ghe」「go」 余った部分は「ヂャ行」のメンバーとして使える。 「ヂャ行」=「gia」「gi 」「giu」「ge」「gio」 つまり概ね、「gi 」=ヂャ行でもある。 他に「g」の注意すべき綴りとして 「gn」=「ニャ行 」 「gli 」=【舌面の「l 」 】+「i 」=【リィ】(母音後で【ッリィ】) などがある。 普通に「s」=【s】だが、母音間や有声子音前でしばしば濁る。 辞書等ではこういう場合は「s」の下にドットを付けるが、本サイトでも 「s」=「サ行」 「s. 」=「ザ行」 と書く。「si 」はあくまで「スィア行」であって「シャ行」でないが、 「シャ行」を作りたければ別の綴りがある。 「シャ行」=「scia 」「sci 」「sciu」「sce」「scio」 (ただし 「sca 」=【スカ】 「scu」=【スク】 「sco」=【スコ】) 「z」は「ピッツア」のツァ行であるが、語頭でしばしば濁る。 それも辞書ではドットで示される。 「z」=「ツァ行」 「z. 」=「ヅァ行」 上で出た特殊綴りを除き、「h」は音を持たない。 「h」=無音 「v」字は歯を使わず【b】で読む。 「v」=【b】 「q」字は次の形でしか使われない。 「qu」=「クワ行」 最終音節にアクセントが置かれる場合は既に述べたように「`」を付して示される のだが、そうでない場合は概ね古典ラテン語同様の規則に従う。それは2番目の 音節の長短に依存するので本サイトでは母音の長短を「V  ̄」のように記すもの とする。こうして強勢アクセントは最後から1・2・3番目の音節にしか表れ得ない。 付録 お役立ちサイト Amore 辞書 − 日⇔伊 活用形でもヒットする なかなか重宝 |