INDONESIAN LANGUAGE EXPRESSION in THIS SITE
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インドネシア語は、元はマレー語の単なる一方言(海峡マレー語)だが、通商語として
広く使われるようになり、インドネシア独立後は公用語として整備された。
古くはアラビア系の「ジャウィ文字」で記されていたが、現在ではラテン・アルファベット
の全てを用いて表記するので本サイトでも当然そうする。
ただし「e」は2種の音を持ち、辞書等では「はっきりとした e 」の方が特に記号付きで
表記されるので、本サイトでもそれを「e´」と記すものとする。


表記規則はこれだけだが、せっかくなので発音法も記しておくことにする。
原則としては単なる「ローマ字読み」なので注意点のみ記す。

・「e´」=【エ】  「e」=【曖昧母音】(【ウ】と【エ】の中間っぽい)
・「u」=【欧米の唇の丸い「ウ」】
・二重母音は語末にのみ存在し(つまり語中では母音字は分けて読む)、以下の3つのみ
 「ai 」=二重母音【アィ】だが、口語では【エ】または【エィ】とも読まれる
 「au」=二重母音【アゥ】だが、口語では【オ】または【オゥ】とも読まれる
 「oi 」=二重母音【オィ】

・「c」=「チャ行」
 「j 」=「ヂャ行」
 「ny」=「ニャ行」
 「sy」=「シャ行」 (多分アラビア語起源)
・「ng」=「英 ンガ行 」 語末では【ン】っぽく聞こえる
・「kh」=「独語の強いハ行、摩擦のカ行 」 (多分アラビア語起源)
・「q 」=「カ行」 (多分アラビア語起源)
・「r」=巻き舌の「r」
・「l 」=欧米の「l 」

・「h」〜単語によっては無音になる(特に母音の後とか)か、或いは無音も許される
     語末では気息が弱くなる (長音または促音【ッ】っぽく聞こえるかも)

・「x」=【エックス】とか 外来語のみ
・「v」「f」=【f】 外来語のみ
・「z」=普通に読んでいいが、多分アラビア起源

・語末の「b」は破裂が弱くなる (【プ】っぽく聞こえる)
 語末の「d」は破裂が弱くなる (【トゥ】っぽく聞こえる)
 語末の「t」は破裂が弱くなる (促音【ッ】っぽく聞こえる)
 語末の「k」は破裂が弱くなる (促音【ッ】っぽく聞こえる)
・語末の「n」は【ヌ】っぽく聞こえる

ただし昔は「y」は「j 」で綴っており、代わりに「j 」は「dj 」と綴っていた。そして「c」は「tj 」、
「kh」は「ch」で記され、「u」の旧綴りは「oe」であった。



付録 お役立ちサイト

 東外大言語モジュール::インドネシア語 − インドネシア語初歩






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