BERBERIAN TRANSCRIPTION in THIS SITE
                                      ⇒Wikipedia Tifinagh (en)

当サイトでは、普通にベルベル語といえば、北ベルベル語を指すものとするが、そうすると
大体モロッコ・アルジェリア近辺で話されているものを扱う、ということになる。その音価は
以下のような記号でもって書き記すこととするが、方言も挙げるとキリがないので主要なもの
のみ示す。なお使われるようになって日は浅いが、新ティフィナグ文字も併せて記してある。

 a=「a」 u=「u 」 i=「i 」 e=「e 」

 ’=「‘」 h=「h 」  h.=「h‘

 k=「k 」   q=「k‘ 」   g=「g 」
 kh=「kh 」            gh=「gh
 t=「t 」    t.=「t‘ 」   d=「d 」   d.=「d‘
 th=「th 」            dh=「dh 」  dh.=「dh‘
 s=「s 」   s.=「s‘ 」   z=「z 」   z.=「z‘
 p=「p 」            b=「b 」
 f=「f 」            v=「v 」

 y=「y」 w=「w 」

 sh=「s# 」  zh=「z# 」   tch=「t# 」  j=「d#
 kw=「kw 」 qw=「k‘w 」 gw=「gw 」 khw=「khw 」 ghw=「ghw

 n=「n 」 m=「m 」 l=「l 」 r=「r 」 r.=「r‘

 ・「e」=【曖昧母音】 (明記されずとも3連続子音の始めの音の後に自動で挿入される)
 ・「‘」=【有声咽頭摩擦音】 (日本では単なる音の区切りとして扱って構わない)
 ・「 」=子音「 」の咽頭化としての強勢音
  「h‘ 」=「強勢のハ行、澄んだ ‘ 」  「k‘ 」=「強勢のカ行、喉彦のカ行
 ・「 h 」=子音「 」に対応する摩擦音
  「kh 」=「独語の強いハ行、摩擦のカ行」 または「喉彦で摩擦するカ行
  「gh 」=「摩擦のガ行」 または「喉彦で摩擦するガ行
  「th 」=「英語の澄んだ th 」 「dh 」=「英語の濁った th
 ・「 # 」=子音「 」の開拗音
  「t# 」=「チャ行」 「d# 」=「ヂャ行」 「s# 」=「シャ行」 「z# 」=「ジャ行」
 ・「 w 」=子音「 」の唇音化
  「kw 」=「クワ行」 「gw 」=「グワ行」 など

なお、Windows Vista 以前でティフィナグ文字を扱うにはフォントを自分で用意せねばならない。



付録 お役立ちサイト

Tifinagh Character Picker(英) − ブラウザ上でティフィナグ文字を入力(Geckoでしか動かない?)



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