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当サイトのバスク語のアルファベットは次のように書く。

 a  b  c  d  e  f  g  h  i  j  k  l  m  n  n~

 o  p  q  r  s  t  u  v  w  x  y  z

ただし「c」「q 」「v」「w」は借用語にのみ使う。


表記規則はこれだけだが、以下の点に留意すれば「ローマ字読み」できる。


まず「s」まわりの発音には注意せねばならない。

 「z」=「サ行」           「tz」=「ツァ行」

そしてこれに対応する舌尖音(舌の突端と歯茎を使う音)が

 「s」=「日本のシャ行 」      「ts」=「日本のチャ行

であるが、似たような音は舌端音(舌前部と歯茎の後部を使う)として発することも
できて、↑と区別される。

 「x」=「欧米の暗いシャ行 」   「tx」=「欧米の暗いチャ行


次に子音の中には、語末ではなく且つ「i 」の後ろにあると音が変わるものがある。

 (「i 」+)「t」- =(【イ】+)「硬口蓋のチャ行、チャ行とキャ行の中間
 (「i 」+)「d」- =(【イ】+)「硬口蓋のヂャ行、ヂャ行とギャ行の中間
 (「i 」+)「n」- =(【イ】+)「スペインのニャ行
 (「i 」+)「l 」- =(【イ】+)「舌面のリャ行

つまり硬口蓋化する。ところで

 「h」=無音

であるが、これが後ろにつくと硬口蓋化を止める働きがある。

 (「i 」+)「t d n l 」+「h」=(【イ】+)【t d n l 】

逆に特別な綴りを使えば、いつでも硬口蓋音が作り出せる。

 「tt」=「硬口蓋のチャ行
 「dd」=「硬口蓋のヂャ行
 「n~」=「スペインのニャ行
 「ll 」=「舌面のリャ行

あまり意識する必要はないが、「j 」=「ヤ行」も実は硬口蓋音である。

 「j 」=「独語のヤ行 」 (方言によっては「ジャ行」「シャ行」「スペインのハ行 」)


「r」は概ね「日本のラ行」だが、「rr」だと「巻き舌」が入る。

 「r」=語中で「日本のラ行 」/ 語頭・語末で「舌の震えるルラ行
 「rr」=「舌の震えるルラ行



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