BASQUE EXPRESSION in THIS SITE ⇒Wikipedia 当サイトのバスク語のアルファベットは次のように書く。 a b c d e f g h i j k l m n n~ o p q r s t u v w x y z ただし「c」「q 」「v」「w」は借用語にのみ使う。 表記規則はこれだけだが、以下の点に留意すれば「ローマ字読み」できる。 まず「s」まわりの発音には注意せねばならない。 「z」=「サ行」 「tz」=「ツァ行」 そしてこれに対応する舌尖音(舌の突端と歯茎を使う音)が 「s」=「日本のシャ行 」 「ts」=「日本のチャ行 」 であるが、似たような音は舌端音(舌前部と歯茎の後部を使う)として発することも できて、↑と区別される。 「x」=「欧米の暗いシャ行 」 「tx」=「欧米の暗いチャ行 」 次に子音の中には、語末ではなく且つ「i 」の後ろにあると音が変わるものがある。 (「i 」+)「t」- =(【イ】+)「硬口蓋のチャ行、チャ行とキャ行の中間 」 (「i 」+)「d」- =(【イ】+)「硬口蓋のヂャ行、ヂャ行とギャ行の中間 」 (「i 」+)「n」- =(【イ】+)「スペインのニャ行 」 (「i 」+)「l 」- =(【イ】+)「舌面のリャ行 」 つまり硬口蓋化する。ところで 「h」=無音 であるが、これが後ろにつくと硬口蓋化を止める働きがある。 (「i 」+)「t d n l 」+「h」=(【イ】+)【t d n l 】 逆に特別な綴りを使えば、いつでも硬口蓋音が作り出せる。 「tt」=「硬口蓋のチャ行 」 「dd」=「硬口蓋のヂャ行 」 「n~」=「スペインのニャ行 」 「ll 」=「舌面のリャ行 」 あまり意識する必要はないが、「j 」=「ヤ行」も実は硬口蓋音である。 「j 」=「独語のヤ行 」 (方言によっては「ジャ行」「シャ行」「スペインのハ行 」) 「r」は概ね「日本のラ行」だが、「rr」だと「巻き舌」が入る。 「r」=語中で「日本のラ行 」/ 語頭・語末で「舌の震えるルラ行 」 「rr」=「舌の震えるルラ行 」 |